チャトレは確定申告しなくてもバレない?会社員や学生が知るべきこと

「チャットレディのお仕事をしてるけど、確定申告をしなくてもバレない?」

こういった質問を何人かにご相談されたことがあるのですが、チャットレディのお仕事をしていても、確定申告が必要な人とそうでない人がいます。

もしかしたら確定申告が必要だと知っていながらもバレないと思ってしてない方もいるかもしれませんね。

 

しかし、無申告が発覚する可能性がありますし、申告の期限を過ぎることで罰則を受ける可能性もあります。

また、確定申告をすることで、税金で払いすぎたお金が戻ってくる場合もありますので正しい知識を理解することが重要です。

この記事では、

・チャットレディが確定申告しないとバレるかどうかの真実がわかる
・無申告だとバレてしまう理由を理解することができる
・チャットレディのお仕事で確定申告が必要の有無と所得の範囲が理解できる

・確定申告のやり方の流れが把握できる
・税金に関する注意点が理解できる

これらについて詳しく解説し、税務署の他に家族・友達・会社などにバレるのか?に焦点を当てて説明していきたいと思います。

 

 

チャトレは確定申告しなくてもバレないというのは嘘?

チャトレは確定申告しなくてもバレないというのは嘘?

 

チャットレディのお仕事をしていても面倒とかバレないとかの理由で確定申告をしてない人もいるかもしれません。

難しい思って気が重たくなる気持ちもわかります。

しかし、多くのチャットレディは業務委託契約なので個人事業主扱いとなり、自営業なので源泉徴収はありませんし、所得に応じて確定申告をしなければなりません。

皆、脱税してそうだし、確定申告しなくてもバレないんじゃないの〜?

そんな疑問もあるかと思いますので一つ一つ説明していきたいと思います。

 

税務署にはバレない?

結論から言うと、確定申告が無申告の場合は税務署に『バレる可能性がある』が正しいです。

なぜならば、銀行口座やインターネットなどを通しての報酬の取引が行われており、金銭の取引があったという記録が残ってしまうからです。

チャットレディの収入が多く入金された人が無申告だと、発覚する可能性は十分にあります。

また、友達や家族に密告される場合もアウトです。

納税すべき金額を超えたなら確定申告をして納税する必要があります。

管理人キララ
管理人キララ
私が聞くところによると3年後にバレてしまった人がいるそうで・・・今すぐではなくてもいつかはバレる、という認識でいた方が良さそうですね。

 

チャットレディ副業の場合、確定申告しなくても会社にバレない?

率直にお伝えしますと、

答えは『バレる可能性が高い』です。

 

チャットレディのお仕事で報酬稼ぐ→ライブチャットサイトまたは事務所は必要経費として計上し、支払調書を税務署に提出しています。→あなたは確定申告しない→税務調査や追徴によって税務署と役所にバレる→住民税重課税が発生する→住民税決定通知書の所得を見た会社側はあなたが副業していることがバレる。しかも確定申告してないことまでバレてしまう・・・

 

という、、そこから先はエグい人生になるかもしれませんね。

なので甘く見ていると大変です。

 

また確定申告しても会社に副業していることがバレてしまうケースもあります。

チャットレディは業務委託契約なので、個人事業主扱いです。

 

そのため、税金関係などは自分で処理をするため、この時点では会社に知られることがありません。

住民税の税金の額の変化によって”副業していること”がバレてしまうパターンです。

 

確定申告をおこなう→住んでる地域の市町村に住民税の金額が通知される→あなたがチャットレディで増えた収入を元に、働いている会社に住民税の請求が行われる→住民税が多いので副業していることがバレる。

という流れですね。

 

また、会社は給与支払報告書という書類が市区町村に提出されますし、支払調書という書類が支払元から税務署に提出されます。

その結果、副業しているということはバレる可能性はありますね。

 

しかし、副業をしていることがバレても『チャットレディのお仕事をしている』ということは、バレないので安心してください。

よっぽど上司に問い詰められて、チャットレディの副業している・・・と暴露してしまう方はあまりいないと思いますが、、、口が滑ってもチャットレディの副業をしていると言わなければ大丈夫なので安心してください( ´ ▽ ` )ノ

ただ、注意していただきたいのは、

じゃあ確定申告しなかったらバレないってことだよね?

って思われるかもしれませんが、確定申告しないことは脱税ですし、もしバレたら重い課税が発生しますので、年間所得以上稼いだなら、確定申告はしておきましょう。

 

副業の場合だとバレない?

副業の場合だったら確定申告しなくてもバレないんじゃないの?皆、意外と脱税しているんじゃないの?

と思う方もいるかもしれませんね。

しかし上記同様、金銭の取引があったという記録が残っている以上、税務署にはバレてしまう可能性が高いです。

本業・副業関係なく無申告だと立派な違法ですし、所得に応じてしっかりと確定申告を行う必要があります。

 

学生は家族・親にはバレない?

大学生だけどチャットレディのお仕事をしていることは家族や親には絶対にバレたくない!

こんな風に思っている学生も実は多いかもしれませんね。

答えは、『確定申告自体はバレませんが、チャットレディの所得によっては親の扶養から外れ、控除が使えなくなるため、親の所得税・住民税が上がります。その結果、所得があることがバレます』

ということですね。

ただし、なんらかの副業・バイトをしていることがバレたとして、それがなんのバイトなのかまではバレることはありません。

家族・親に納得してもらうように、『動画クリエイターのバイトをしていると』か、『YouTubeの副業』をしているとか、なんらかの言い訳をすることもできますね。

また、アルバイト収入が130万円以下であれば、所得税はかかりませんが、年収が103万円超となると扶養から外れなくてはなりません。

所得から必要経費を差し引いた金額が103万円を超えると、扶養から外れなくてはなりません(個人事業主扱いなので青色申告特別控除という制度を使って103万円超となります)。

103万円を超えなければ大丈夫なので安心してくださいね。

 

親と同居している人は確定申告しないとバレる?

親と同居している場合、バレるのか?と言いますと、

たとえ、親の扶養に入ってなくてもチャットレディの仕事をしていることや、確定申告しないでいるとバレる可能性はあります。

その理由は以下で説明しますね。

 

行動パターンからバレる

例えば、男性客とチャットをしている様子を見られて、チャットレディのお仕事をしていることはバレる可能性がありますよね。

そこから親に問い詰められて、確定申告しているのかどうかまで聞かれたらバレる可能性は十分あります。

 

住民税決定通知書からバレる

チャットレディのお仕事をされて確定申告をすることで住民税が決定されます。

その際、住民税決定通知書が自宅に届きます。

親が開封することでバレる可能性はありますね。

ただ、住民税決定通知書にチャットレディのことは一切書かれているワケではないので、そこは安心しても良いかもしれません。

しかし、確定申告をしない場合、税務署や市区町村の税務調査や追徴によってバレてしまうことがあります。

所得が20万円以下の場合、基本的に確定申告は不要ですが住民税の申告は必要です。

 

現金手渡しだと確定申告しなくてもバレない?

通勤チャットレディで給料を手渡しOKにしているところもあります。

現金手渡しだと口座の通帳記録に残らないので、確定申告しなくても会社や税務署などにバレないのでは?

現金手渡しの場合はバレるのかどうかも気になるところですよね。

率直に言いますと「バレます」

もし、バレたら、脱税とみなされ重い課税が発生します。

流れとしてはこんな感じですね。

チャットレディのお仕事をして現金手渡しされる→チャットレディの事務所は必要経費として計上し、支払調書を税務署に提出→確定申告しない→税務調査や追徴によって税務署と役所にバレる→住民税重課税が発生する→住民税決定通知書の所得を見た会社側はあなたが副業していることがバレる。

こんな感じの流れでバレる可能性がありますし、重い課税まで発生する可能性があるので、注意が必要です。

またこれによって本業である会社までバレてしまう可能性もあります。

 

会社に副業していることをバレないための対策

口座振り込み・現金手渡しなどバレないための対策は同じですが具体的にはどのようなものがあるのか?ということを説明したいと思います。

住民税を自分で納付する

しっかりと確定申告を行い、住民税の納税方法を普通徴収にすることが有効と言われています。

しかし、会社が住民税を天引きする特別徴収はチャットレディの副業によって所得が増えた事実がバレてしまいます。

なので、住民税を自分で納付する際に、『普通徴収』を選択することによって、チャットレディの副業分の住民税を自分で納めることで、バレる可能性を下げることができます。

確定申告しない事の方がリスクが大きいですし、バレると大変なことになりますので、少し面倒かもしれませんが、確定申告して住民税を自分で納付しましょう。

 

SNSで情報発信しない

チャットレディの副業をしていることをSNSで発信しない方が良さそうです。

会社の人が見ている可能性も否定できませんよね。

税務署の方が見に来ることは可能性としてはかなり低いですが注意が必要です。

鍵アカであろうと匿名であろうと、SNSで情報発信することは防ぎましょう。

 

チャットレディが無申告だとバレる4つの理由とは

チャットレディが無申告だとバレる4つの理由とは

 

チャットレディが確定申告が無申告だとバレるどころか罰則としてペナルティーが課せられることはこの記事でもいくつか書きました。

しかし、実際バレていない人もいっぱいいるよね・・・

って思う人もたくさんいるかもしれません。

無申告でバレるときはどんなときかその理由について具体的に説明したいと思います。

稼ぎすぎている

多額の収入を稼ぎすぎている人は注意が必要です。

そこから申告状況を調べられたりしますので無申告がバレてしまうということもあります。

密告されてしまう

知人からの情報提供により密告されてしまうことがあります。

これにより無申告であると発覚される可能性があります。

支払い調書から発覚する

事業者は毎年、前年1月~12月までの1年間の支払調書を作成し税務署に提出します。

税務署は支払調書の内容と、チャットレディから提出される申告書の内容を見比べることで、無申告だとバレる可能性があります。

悪質な事務所から巻き込まれる

事務所自体が確定申告してないような悪質事務所は要注意です。

税務調査が入り、そこから巻き込まれて発覚する場合もあります。

通勤チャットレディでお仕事を検討されている方は事務所選びから重要になってきますね。

 

チャットレディが確定申告すべき所得の目安表

チャットレディが確定申告すべき所得の目安表

チャットレディは年間いくら稼いだら確定申告が必要なのか以下の目安表にまとめてみました。

本業・副業なのか、それぞれOL、学生、主婦、チャトレ以外にもアルバイトをしている人など確定申告の条件が異なってきます。

また、住民税の申告が必要かどうかも所得によって変わってきます。

扶養範囲についても記載していますのでぜひチェックしてみてくださいね。

「所得」とは、収入ー必要経費を差し引いた額=所得

OL 学生 主婦
本業でチャトレをしている場合 年間の所得額が48万円(収入から経費を差しいひいた額)以上なら確定申告が必要。 学生や主婦も年間の所得額が48万円(収入から経費を差しいひいた額)以上なら確定申告が必要。

※学生がチャットレディの他にバイトもしててチャトレの年間の所得額が20万円以上(収入から経費を差しいひいた額)なら確定申告必要。

副業でチャトレをしている場合 年間所得額が20万円以上なら確定申告必要。20万円以下であれば住民税の申告が必要。
扶養範囲

主婦は、社会保険上の扶養として、年収130万円以下であれば扶養内。しかし主婦は健康保険組合によって定義が変わるので旦那様の会社に確認が必要。また、税務上の扶養としては所得が48万円以下なら扶養内です。※130万円未満でも扶養から外れることがあります。複雑なので注意が必要。学生は勤労学生控除は受けられますが年収103万円を超えると親の扶養から外れることになります。

年末調整を受けるOLの方が副業でチャットレディとして働く場合、チャットレディの所得が20万円以上超えると確定申告が必要。「基礎控除の48万円」は控除されないことに注意が必要です。
主婦は年収130万円以下であれば扶養内ですが、それを越えると扶養から外れてしまうので注意が必要です。

 

確定申告の流れは?

1. 収入の計算: チャットレディで得た収入を計算します。ツーショット、パーティーチャットの報酬やチップ、動画・画像添付メッセージなどの全部の報酬が含まれます。収入は、日付、金額、および収入源ごとに正確に記載します。

2. 経費の計算: 収入を計算したら、経費を計算します。チャットレディの経費は例えば、家賃、ウェブカメラやマイク、インターネット接続費、照明、メイク道具、水道光熱費などチャットレディの仕事に必要な道具やそのための行動で使う費用です。レシートは必ずとっておきましょう。

3. 確定申告書を作成: チャットレディの場合、一般的には「個人事業主」として確定申告を行います。この場合、所得税の確定申告書としては「所得税・復興税・地方税の申告書(青色申告書)」が使われます。また、消費税の申告書も提出する必要がある場合があるので確認が必要です。

4. 青色申告書の記入: 青色申告書には、収入、経費、所得控除などの詳細な情報を記入します。チャットレディの収入と経費の合計額、控除額、納税額などの計算も行います。事前に確定申告書の記入方法や指示を確認することで正確な情報が記載できますね。

5. 必要な書類の添付: 青色申告書には、経費の証拠としての領収書、預金通帳のコピーなど、必要な書類を添付します。必ず領収証はとっておきましょう。

6. 申告書の提出と納税: あとは青色申告書と関連する書類をまとめて税務署に提出するだけです。

 

チャットレディの確定申告をするためには、いくつかの必要な書類とやり方があります。
以下に、確定申告のおおまかな手順を記載します。

※青色申告で提出する場合、事前に「青色申告承認申請書」を税務署に提出する必要があります。
※チャットレディとは別に本業があり、お小遣い稼ぎ程度のチャットレディの収入の場合、雑所得になる可能性があります。
※白色申告・雑所得で確定申告する場合は収支内訳書の提出の必要はありません。
※白色申告・事業所得で確定申告する場合は収支内訳書の提出の必要があります。
※ 青色申告特別控除は、最大65万円分所得金額を少なくすることができます。
基本的に、青色申告=本業チャットレディ、白色申告=単発で稼いだり副業チャットレディという認識で良いです。

確定申告が初めての方だと、大変かと思いますが、上記の手順を参考に、チャットレディの確定申告をしてみてくださいね。

もしわからない場合は、税務署の方に聞きながらでもできますし、必要なら税理士などに相談してみましょう。

 

チャトレが確定申告しなくても良い方法はコレ!

税金払いたくない!めんどう!できれば確定申告したくない!

って思っている方もいるかもしれませんね。

必要な計算をすれば今後、確定申告をしなくて済みます。

基本的に確定申告は前年分のものをしますので、今現在稼いでいる方には来年有効になるかはお約束できませんが、今後の働き方として使える方法かもしれません。

っていうことで、確定申告をしなくて済む方法をお伝えしますね。

  1. チャットレディで1月1日〜12月31日分までの年収を計算します。
  2. 自分が使える控除を調べて計算します。
  3. 年収から控除を差し引きましょう(年収ー控除)
  4. 合計金額がいくらになったかメモしておきましょう
  5. 経費を割り出します(インターネット代○○円、メイク費用○○円など)

これにより実際に毎年使われるであろうチャットレディの経費分の領収証を揃えることができます。

つまり課税所得を0円にできるということです。

これは裏技でも犯罪でもなんでもなく、知っている人はやっているやり方なので確定申告したくない人はぜひやってみてくださいね。

 

チャットレディの経費とは?

チャットレディの経費とは?

チャットレディで経費となるものは、以下のものがあります。

チャットレディの経費は例えば、家賃、ウェブカメラやマイク、インターネット接続費、照明、洋服、メイク道具、カメラ・マイク代、水道光熱費、交通費、などチャットレディの仕事に必要な道具やそのための行動で使う費用です。

これらのレシートや費用記載のメールは必ずかき集めておきましょう。

※家賃や光熱費に関しては自宅を事務所にするのかどうかなどで計算の仕方が変わってきます。

 

確定申告する際の注意点

確定申告する際の注意点

 

チャットレディが確定申告する際に注意点がいくつかあります。

注意事項を理解して確定申告の準備をしていただけたらと思います。

 

確定申告が遅れる

確定申告が遅れて期限が過ぎた場合、無申告加算税または重加算税が課せられる可能性があります。

  • 無申告加算税→納付するべきだった所得税に5~20%
  • 重加算税→40%

 

の加算になります。

結構な課税ですね、やばいですね(⌒-⌒; )

確定申告が遅れないようにしましょう。

領収書やレシートは必ず保管すること

チャットレディのお仕事で使われた様々な物品や道具は経費に計上することができます。それを証明するための必要書類として、領収証とレシートは捨てずに必ず保管しておきましょう。

また領収証やレシートが発行されない場合は出金伝票を自分で書かなくてはいけません。その際は支払年月日、支払先、支払内容、金額を記載します。

まとめ

今回、『チャトレは確定申告しなくてもバレない?会社員や学生が知るべきこと』

について解説させていただきました。

そのほか、主婦や家族と同居している方、お給料手渡しの通勤チャットレディで働いている方が確定申告をしない場合、バレないのかどうかについても解説させていただきましたが、

確定申告をしない場合は即バレするわけではありませんし、ケースバイケースというところがありますが、いつかはバレると認識してしおいた良さそうかもしれませんね。

いずれにしても、確定申告してない人が世の中で、いまだにバレてない人たちもたくさんいるかもしれませんが、脱税は立派な犯罪ですし、重課税を課せられてしまうのは絶対に避けたいところですね。

確定申告はめんどうかもしれませんが、稼いでる方は毎年確定申告するようにしましょうね!